「ウォーキング・日記」# 107《羅臼岳・斜里岳・雌阿寒岳に登るA》                                                                                                  2009.07.10
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《27日・斜里岳(標高1,547m)に登る》

朝5時に宿舎の緑清荘から斜里岳の登山口の清岳荘まで、広々とした麦畑とジャガイモ畑の向こうに目指す斜里岳を見ながら車で移動すること30分。
5時35分、「ヒグマ出没多発注意」の標識の横から登山開始。
沢沿いの登山道は、スグに沢の中を渡ることになりました。
何度も雪解け水がゴ〜ゴ〜と音を立てて流れる沢を渡ったのですが、その時、自分が何て恐がりなのかを思い知らされました。
先頭のリーダーが、渡る石の順番を教えて下さるのですが、川の石の上で示された次の石に足が出ず、何度金縛り状態になったことか・・・
前を行かれるリーダーの奥様は軽々と石から石へ飛んで行かれるのに、私は悔しいけれどそれが出来なかったのです。
帰りも又この沢を渡って下山するのかと思うと、登山中ズウット気が重かったです。
幸い、帰りは不老さんが見かねて手を出して下さったので、その手にすがって飛び移ることが出来ましたが、登りの時味わったあの惨めさは、今も忘れることが出来ません。

下二股分岐からは、沢は増水して登りにくいので尾根道の新道を登ることになりました。
しばらく急坂が続き8時10分に熊見峠に着きました。

昨日の下山時からお疲れ気味だったリーダーの奥様が、此処で登山を断念され、リーダーも一緒に下山されました。
そこからはサブリーダーが前に来られ、6人での登山となりました。
8時56分、上二股に着いた私たちは、この後の急な登りに備え、朝食を食べて元気をつけました。

上二股からガラガラ石の標高1,430mの馬の背までを、“胸突き八丁”と呼ぶのだそうです。
沢渡りでなければ、私はどんな急坂でも大丈夫です。
チョット偉そうに言い過ぎましたが、正直この登りはきつかったです。
9時42分に着いた馬の背から山頂まではガスの為、何も見えない状態でした。

山頂手前に御社があったので、心の中で手を合わせ下山までの無事をお祈りしておきました。

10時5分に山頂に着いた私たち6名は、リーダー夫妻の分まで大声で神戸に向かって万歳三唱をしました。天候が怪しいので、山頂ではほとんど休憩せずスグに下山しました。
斜里岳は、8時間25分(上り:4時間30分、下り:3時間55分)の登山でした。
沢渡りの屈辱を除くと、羅臼岳の時より随分と楽な登山でした。

登山口で4時間ほど待って下さったリーダー御夫妻と、車で雌阿寒岳の麓の国民宿舎・野中温泉別館へ移動の途中で立ち寄った摩周湖は、今日も頑張った私たちに、御褒美に美しい姿を見せてくれました。
17時20分には、宿舎に着いて温泉で汗を流し、明日の最後の雌阿寒岳の登山に備え、夕食時のアルコールも程々に私たちは何時もより少し早く床につきました。

 

《28日・雌阿寒岳(標高1,499m)に登る》

4時27分から宿舎のすぐ横から登山を開始した私たちは、最初ひんやりしたアカエゾマツ樹林に入ったのですが、二合目を過ぎると登山道は早くもハイマツ帯になってきました。
5合目を過ぎると眼下に、神秘的なエメラルドグリーンの美しいオンネトーが見えてきました。
オンネトーの名前の意味は、アイヌ語で「大きい沼」「年老いた沼」なのだそうです。
天候や見る位置によって、湖水の色が変化することから、別名「五色沼」とも呼ばれているそうです。

登山道は去年登った大雪山に似た石ころだらけの急坂でした。6合目あたりから硫黄の臭いが強くなってきましたが、我慢出来ないほどの強さではありませんでした。

6時30分、8合目で朝食タイムだったのですが、私は3合目の休憩の時に既におにぎりを一個食べていました。
高校時代も、2時間目の休憩時間にお弁当を食べていた私です。
気象観測所跡地に立つ8合目標識からは、滑らない様に気をつけながらガレ場を登りました。

お天気が良く美しい景色を見ながら登ったので、汗はかきましたが、疲れを感じず頂上まで登ることが出来ました。頂上に着いたのは、7時でした。
火山活動をしている雌阿寒岳は、羅臼や斜里とまったく違う顔を、私たちに見せてくれました。

雌阿寒岳は、4時間43分(上り: 2時間33分、下り:2時間10分)の登山でした。

9時半に登山口に戻った私たちは、宿舎の温泉で汗を流し、10時半から車で女満別空港に向かいました。
15時40分発の飛行機まで少し時間があったのですが、何処も観光せず13時前から空港で登山の余韻を仲間と楽しんでおりました。

来年も北海道の山行きがあるようなので、楽しみです。

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