「ウォーキング・日記」#106《羅臼岳・斜里岳・雌阿寒岳に登る@》                                                                                                  2009.07.09
                                                    (写真をクリックすると拡大)

6月25日〜28日、北海道の百名山を三座(羅臼岳・斜里岳・雌阿寒岳)登ってきました。
参加した山仲間は8名でした。斜里岳の山頂だけはガスで景色が見えませんでしたが、羅臼岳、雌阿寒岳の山頂からは素晴らしい景色を見ることが出来、お天気に恵まれた最高の山行きでした。
25日は移動しただけで、関空13時発の全日空便で女満別空港に飛び、空港からは2台のレンタカーで羅臼岳麓の岩尾別温泉ホテル「地の涯」に向かいました。
途中の網走国定公園より眺めた斜里岳は、道東のマッターホルンと呼ばれるに価する美しい姿を見せてくれました。
ホテルに到着したのは18時10分でした。

今回の山行きで一番嬉しかったのは、毎日お風呂に入れたことです。それも温泉に…
 

《26日・羅臼岳(標高1,660m)に登る》

朝と昼のお弁当をリュックに入れ、ホテルを出発したのが5時でした。
ホテルの裏が登山道の入り口で、尾根上のオホーツク展望台まで1時間ほど広葉樹林の急な登りが続きました。
展望台辺りから蟻の巣が多くなり、それを食べに来るのでしょう「ヒグマ出没多発区間」の標識がありました。
岩尾根温泉からの登山道には、水場が3か所あってどれも冷たくて美味しかったです。

最初の水場、弥三吉水に着いたのが7時前でした。
この後、極楽平という平坦で大蛇の様に地をはうダケカンバの林の中を歩いたのですが、私は歩きながら、このダケカンバの向こうから私たちを見ているヒグマの親子がいると、画になるな〜と思いました。
10分ほどで、また登りになりました。

登り道で、雪渓をつづら折りに数回アイゼン無しで前の人の足跡に合わせて渡ったのですが、結構勾配はきつかったのに不安は感じませんでした。足跡が深く刻まれていたからかも・・・

2番目の水場、銀冷水を過ぎて9時前に大沢入口に着きました。
ここからはスキーのゲレンデのような雪渓をまともに登るのでアイゼンを着けました。
此処でも前の人の足跡を踏みながら登ったのですが、持参した6枚刃のアイゼンの威力は凄く、一度も滑ることなくシッカリ登り降り出来たので嫌だった雪上歩きが好きになりました。
アイゼンを買いに行った時、けっこう高価なのに驚いたのですが、これは価値ある買い物でした。

雪渓を30分ほど登り、傾斜の緩やかな羅臼平に着いたのは9時半でした。
羅臼岳が正面に見えてきましたが、私には頂上は近いようで遠く見えました。
でも不思議と疲れを感じなかったのは、最近須磨浦の山中を毎朝、野鼠の様に1時間ほど歩いているからでしょうか?

3番目の水場、岩から滴り落ちる氷水のような岩清水で喉を潤し、私たちは山頂を目指しました。

今にも落ちてきそうな大岩がある最後のゴロゴロした岩場を登っていると、カメラを出す間もなく岩の隙間に隠れてしまいましたが、かわいいリスが私たちを迎えてくれました。
山頂からは、根室海峡の彼方に国後島も見える素晴らしい眺望が広がっていました。
リュックも降ろさず、興奮して動き回る私に不老さんは「危ないから端の方に行ったらダメ!」と何度も注意されましたが、本当に山頂は狭かったです。

恒例の神戸に向かっての全員での万歳三唱も、今回は山頂に居られた方に写してもらえました。
前に書いたでしょうか? 私たちの山の会名は「神戸万歳山の会」なのです。
仲間に入れてもらって2年目のマダマダ力不足の新参者の私ですが、態度と欲望だけは大きく、山頂でお弁当を食べながら「今度は、この知床連山を縦走してみたい!」と言ったのですが、リーダーは聞いて下さっていたでしょうか・・・

帰りの大沢の雪渓で、恐がりの私が勇気を出して不老さんに教えてもらった様にお尻にレインの上着を敷いて子供のように滑ったのですが、雪がベタツイテいたからか足を使っても思っていたほどスピードは出ませんでした。

羅臼岳は、10時間17分(上り:5時間55分、下り:4時間22分)の登山でした。
登山口のホテルに戻ったのが、15時42分でした。
その後、明日の斜里岳登山のために、私たちは清里町の緑清荘に車で移動しました。
緑清荘には、17時半に着きました。

続きは、#107に書かせて頂きます。

            戻る