第38話    『流通革命 到来』

 1958年(昭和33年)12月2日   我々15歳の時

神戸三宮に、『主婦の店ダイエー』が開店した。
『良い品をどんどん安く』をモットーに大量販売、低価販売、セルフサービスの商法を展開する。

日本のスーパーマーケット第1号は1953年(昭和28年)にオープンした東京青山の紀伊国屋とされている。その後、京都の大友商会、大阪のハトヤなどが登場。ダイエーもそうした先駆的なスーパーを開業した。創業者の中内 功(当時36歳)は、1951年にサカエ薬品工業を設立して、それを発展させるかたわら、スーパー業界にも進出をはかった。

ダイエーは、城山三郎の小説『価格破壊』で明らかにされたような、徹底的な値引きを武器に次第に販路を拡張、いわゆる『流通革命』の先頭を切ることになる。

当時より50年程が経過した現在、中内功氏は去年亡くなり、ダイエーに中内一族の名前が消えたのも時代の流れかも???