第25話    『1948年(昭和23年)』

戦後日本のシンボル 天才少女歌手 美空ひばりがデビュー

この年の5月、一人の少女が、横浜国際劇場の舞台で、本格的な歌手としての一歩を踏み出した。後の『歌謡曲の女王』美空ひばりの誕生である。子供が大人の歌を歌うと賛否両論を呼ぶが人気は急上昇。
1949年『悲しき口笛』をオリジナルのレコードとして発表し、販売数50万枚に達する大ヒットとなる。皆さん、ご存じのように
1989年に死去するまで、ひばりは日本人の歌を歌い続けた。

無頼派の代表作家太宰治が玉川上水で入水心中

この年の6月、作家の太宰治(40)が29歳の愛人とともに、玉川上水に入水自殺した。彼は、此までも数回自殺を企てたことがある。
なお、2人の死体は6日後に発見される。
太宰は、1909年青森県に生まれ東大仏文科在学中に左翼運動に参加するが後に運動から離れた。
戦後、『斜陽』『人間失格』などで、無頼派の代表作家として人気を集めた。一方、相手の女性は元美容師。三鷹駅近くの屋台で知り合い、のち彼の原稿などを手伝うようになったとのこと。

今回は軟らかい話を二つ。