第17話  『原爆投下』

日本軍の敗兆と容赦のない空襲で日本はまさに満身創痍となりつつあった。そこへとどめとばかり原爆が投下された。

昭和20年(1945年)8月6日(広島)、8月9日(長崎)のことであった。
これに関してはどうしても許せないことがある。
それは、日本に講和の意志があったにもかかわらず原爆を投下したと云うことである。

1945年7月、日本に降伏を進めるポツダム宣言が発表された。(1945年5月にドイツは降伏していた。)受諾すれば降伏、受諾しなければ戦闘続行となる。
さてこの原爆は、このポツダム宣言発表の2ヶ月後に投下された。

アメリカの言い分としては、『戦争終結のため』に、下された判断だったと。ポツダム宣言を受諾するかどうかでもたついていた日本は、講和の意志がないものと見なされたと言うんである。日本にはそれ以前から講和の意志があり、ソ連や、スイスに必死にその道を探っていたからである。(相談する相手を間違った感は否めません)

それに、戦争終結のためならば、なぜ、2発も落としたのか?
疑問が残る。しかし、破れたのは日本である。

広島に慰霊碑には『二度と過ちは繰り返しません。』とある。
この主語はもちろん日本であるが、アメリカでもあるべきだと思う。