第10話  当時の歌の世界

敗戦の兆しが見え、学徒動員にいたり日本国内は重苦しい空気に包まれていました。ただ、歌の世界だけは、みんなを励ましたのではないでしょうか?歌の話を少し。 

当然、戦時下であるので日露戦争当時から良く歌われた『戦友』『橘少佐』『軍艦マーチ』は、良くはやっていたようです。

昭和12年『露営の歌』
昭和13年『麦と兵隊』
昭和14年『父よあなたは強かった』
昭和15年『暁に祈る』
昭和16年『月月火水木金金』
昭和18年『若鷲の歌』などが愛唱された。

昭和9年8月、内務省に検閲室が出来て、歌詞が軟弱であるという理由で発禁や、歌詞を変更されたケースも多数あったようである。

唯1つ、昭和15年に出た『湖畔の宿』は、発禁されたにもかかわらず前線の兵士達に愛唱され、内地に逆流してきて、大ヒットしたという話です。