友呼んで、竹里館偏軒、かく申す     (7組  久保 義昭)

「60の手習いとは、申しますが、65を超えてタンゴを志し、T先生のご指導と女房の叱咤のもとに6ヶ月、今日の晴れの舞台をT先生と踊ります。神戸生まれの神戸育ち、日本・アメリカ・オランダ・中国の会社に勤め、世界を巡ること87ヶ国、海外生活15年、久保義昭、65歳のタンゴ・デビューです」

6ヶ月で、プロダンサーとタンゴを踊ったこの間の消息は、2009年12月、畏友竹山克則編集「南総タンゴ発見伝」に詳しいが、幻のベストセラー、今や知る人なし。
14年前、誰からも惜しまれずに54歳で香港で引退した小生は、10年間無職の末、4年前のリーマンショック直前、神仏の啓示を得て、すべての株を処分し、64歳にして初めて銀行より金を借り、小さな3棟の古マンションビルを買い、不動産貸付業を開始した。小生に融資した、地方銀行の担当者の勇気をたたえたい。これで10年間ほとんど無収入の生活苦から脱出した小生は、今後の人生三分の一の余生を先人の知恵を借りながら、有意義に過ごしたく、いくつかの目標を立てた。曰く、

1)身内を大切にする。
  一番身近な妻、親子供親族を大事にしたい。
  特に妻はダイアモンド婚プラチナ婚はもとより80年隕石婚90年化石婚100   
  年ミイラ婚も視野に入れたい。
     
2)他人を大切にする。
  友人はもちろん、有縁・無縁の人に何らかの手助けになることをする。
  (収入の一割は寄付する)  
 
3)人生で恩を受けた人・迷惑をかけた人には、生きているうちにお返しをする。

4)未来を信じ、自分に今までなかった可能性を探り、少しは、世の中の役に立つ。

南房総真浦(もうら)、数キロ四方にわずか4軒、人口8名、超限界集落の住民、350年の古民家に住まう、友呼んで、竹里館偏軒、68歳、ハイパー爺心得、厚顔無恥を顧みず、かく申す。
 

戻る